戸籍から除籍される理由は、
その戸籍に記載されている人が亡くなった時、
結婚した時、離婚した時、転籍した時などいくつかあります。

戸籍から除籍されれば、その人の名前の箇所には、
×印がされますので、
除籍されたということが一目瞭然となります。

ではまず、その戸籍にいる人が亡くなった時の除籍ですが、
亡くなった人の事項欄に、
亡くなった事実と、その日付が記載されます。

具体的には、平成○○年○月○日東京都・・・で亡くなって、
親族高橋○○が届出、そして除籍といった記載がされ、
その人の名前の所には、大きな×印が付けられるのです。

もし、その戸籍にいる全員の人が亡くなると、
その時点で、その戸籍自体も除籍となります。

そして、その除籍を役所から発行してもらったものが、
除籍謄本と呼ばれているものなのです。

ただ、戸籍自体が除籍になる理由は、
その戸籍にいる人全員が亡くなるだけでなく、
結婚したり、離婚したりして、
その戸籍から全員が出たことで、除籍になることもあります。

戸籍から除籍される理由には、
人が亡くなった時以外に、人が結婚したり、
離婚した時があります。

普通は、人は生まれてから結婚するまでは、
両親の戸籍の中に記載されていて、
結婚した時点で、両親の戸籍から出て除籍になります。

具体的には、『平成○○年○月○日大田○○と婚姻届出』、
『東京都○○○○番地に夫の氏の新戸籍編成につき除籍』、
といった内容が記載されるのです。

そして、その人の名前の所には、
大きな×印が付けられます。

逆に、離婚した時には、
『平成○○年○月○日大田○○と協議離婚届出』、
『東京都○○○○番地高橋○○戸籍に入籍につき除籍』、
といった内容が記載されるのです。

そして、その人の名前の所には、
大きな×印が付けられます。

ただ、婚姻や離婚をして、その人がその戸籍から除籍になったとしても、
その戸籍の中に、他に残っている人がいれば、
その戸籍自体は、除籍にはなりません。

そして、その戸籍を役所から発行してもらうと、
戸籍謄本と呼ばれているものになるのです。

このように、戸籍と除籍については、少しややこしい部分もありますが、
人が亡くなった時の相続手続きでは、
必ず、戸籍謄本も、除籍謄本も、
相続の手続き先に提出しなければならないものになっています。

もし、相続に必要な除籍謄本などがよくわからないという相続人の方なら
相続手続きに必要な除籍謄本などの取り寄せに困っていませんか?
のページの方が、相続手続きの早期解決への道しるべとなるかもしれません。

スポンサーリンク